【Q】Realmの意味は?
ゲーム・オブ・スローンズに出てくる
徹底的なリアリストであるLittle Finger(リトルフィンガー)
彼は呼吸するようにウソをはく信用ならない男。
しかし一方で、真実が何かを冷徹で鋭利な目でいつも見抜く男である。
彼を通してゲーム・オブ・スローンズの作者である
George R R Martinの一面が見えてくる気がする。
リトルフィンガーを通してこの作者は、
自分の考えを語っていると思われる箇所がいくつもあるからです。
リトルフィンガー
The realm ?
Do you know what the realm is ?
It’s the thousand blades of Aegon’s enemies.
(本当は200本もない、立ち向かった勇者は少なかったということ)
A story
we agree to tell each other
over and over
till we forget that it’s a lie.
ゲーム・オブ・スローンズ
「王国というのは一つの神話みたいなもの。めんながそう語っていこうと暗黙の了解をする。みんながそれを嘘だと忘れるまで。」
1000本といい続ければ、既成事実となってしまう。
Fake it until you make it.
という英会話フレーズと似ています。
「成功してるフリをしろ、成功するまでは。」
謙虚が美徳の日本人にはない、英語独特の発想なのでちょっと難しい。
でもよく聞きます。
ウソはつき続ければ真実になる。
最近読んだ関裕二さんが書いた古代日本人と朝鮮半島という本。この本の仮説というか主張は、日本書紀とは藤原氏を賛美するために書かれている。藤原氏の祖である中臣鎌足は朝鮮半島の百済の王子です。当時大和であった日本は、大和朝廷は百済派閥と新羅派閥にわかれていたといいます。
その百済の王子にまんまと騙され白村江の戦いに巻き込まれて痛い目にあった。などなどこれが真実だとしたら、、、しかも真実っぽく聞こえます。蘇我氏は悪人だとされていてますがこれは多くの歴史家がいうようにどうもウソっぽく感じるからです。
あ〜だこ〜だで、韓国にいつも騙されている現在の日本とあまり変わっていないのかもしれませんね。ゲーム・オブ・スローンズとかぶるところも多くとても面白い本でした。
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