Pの英会話フレーズ

Pull stringsとピーター・ベイリッシュ

Petyr Baelish to Sansa

A man with no motive is

a man no one suspects.

Always keep your foes confused.

If they don’t know who you are or what you want,

they can’t know what you plan to do next.

——

So many men,

they risk so little.

They spend their lives avoiding danger.

And then they die.

I’d risk everything to get what I want.

ゲーム・オブ・スローンズ4章4話「誓約をはたすもの」

「動機のない人というのは、誰も疑うことのない人物のこと。。。。」

サンサをキングズランディングから連れ出したピーター・ベイリッシュのセリフです。

Noが2つあると日本語脳では対応できなくなります。

冷静に見れば大丈夫です。

ヴァリスが画策したサンサとロラスの結婚を

タイウィン・ラニスターに知らせることで、ぶち壊し、

サンサを手にしたリトルフィンガーのセリフです。

「ラニスターにハーレンホールの領主にしてもらった男が、

ラニスターに牙を向けるわけがない」

と人々は思うものだ、と言っています。

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ロード・ベイリッシュとは?

人、モノ、金を自在に、

ポンポンポンと影で動かすリトルフィンガーことピーター・ベイリッシュ。

公の場では、ロード・ベイリッシュと呼ばれます。

Sansa to Petyr Baelish

You freed me from the monsters

who murdered my family

and

you gave me to other monsters

who murdered my family.

ゲーム・オブ・スローンズ6章5話参照

「あなたは私を私の家族を殺したモンスター共(ラニスター家)から開放し、私の家族を殺した別のモンスター共(ボルトん家)に与えた。」

上記のSansaの発言のように、キングスランディングの始めのモンスター達であるラニスター家から、Sansaを開放したPetyr Baelish。

その次は、北部において、サーセイ・ラニスターに隠れて、サンサ・スタークをもう一つのモンスター達であるボルトン家に運びボルトン家とのコネを作った。

そして舌の根も乾かぬうちに、首都のキングスランディングへ戻り、サーセイ・ラニスターにタイレル家の跡取りロラス・タイレルを窮地に陥れる情報(ロラスの愛人Olyvar)のことをしゃべる。

そして、最後にタイレル家に寝返るかのように、ランセル・ラニスターとサーセイ・ラニスターのスキャンダルを暴露する(オレナ・タイレルに脅されて)。リトルフィンガーのゲーム・オブ・スローンズで果たした役割の要約です。chaosは混乱、allianceは同盟という意味です。

  1. Lord Baelish made Lysa killed Jon Arryn
    to make a chaos.
  2. Lord Baelish killed Lysa Arryn
    to get Sansa.
  3. Lord Baelish gave Ramsay Sansa
    to make an alliance with House Bolton.
  4. Lord Baelish gave Cersei Olyvar
    to make another alliance.(ロラスをハイスパロウにとらえさせるため)
  5. Lord Baelish gave Olenna Lancel
    to make the other alliance.(サーセイをハイスパロウにに捕らえさせるため)

リトルフィンガーの行動は理にかないすぎて、チェスをしているようです。

まさにゲーム・オブ・スローンズだと思いませんか?

ちなみに、Lysaが夫のJon Arrynを殺した毒の名前は、Tears of LysというEssosにあるLysで取れる毒です。

夫を殺し、その夫を殺せと言った男に殺されるライサは、落ちながら、涙を流したのではないでしょうか。

Talk out of both sides of one’s mouth

Talk out of both sides of one’s mouth

=speak with double tongue

=二枚舌を使って両方を喜ばす

二枚舌とはよく言いますが、

三枚舌外交を行うことができる唯一のキャラクターが、

このピーター・ベイリッシュです。

サーセイがslither across(=蛇のようにはう)と言うように、

一見蛇のようにずる賢いだけの小者に見えますが、

Varysの言うようにThe most dangerous man in Westerosです。

英語で、

底辺から這い上がることを(from) rags to richesと言います。

しかし、ピーター・ベイリッシュはそれ以上の存在です。

ゲーム・オブ・スローンズのマスターマインドです。

mastermindとは、影の首謀者、つまり黒幕です。

「陰で糸を引く」を英語でpull stringsと言います。

アメリカではpull wiresとも言います。

何人ものNoblemen(高貴な身分の人達)を

彼が引きずり殺してきたのか数えてみると、

その恐ろしさもわかります。

ゲーム・オブ・スローンズを見直してみて下さい。

彼のビジネスの才能+外交交渉力+暗殺者の能力も見えてきます。

He has it all to make it big.

「彼は大物になる素質を兼ね備えている。」

From rags to riches

(from) rags to riches

rag/らaeグは、ぼろ切れですが、

rug/らグは、ジュウタンなので発音に気をつけて下さい。

(例)Lord Baelish went from rags to riches.

で、ロードベイリッシュは、「底辺から這い上がった」や成り上がった」という意味になります。

Pull strings

陰で糸を引くという意味です。関連した形容詞では、diplomaticやJnus-facedがあります。

diplomaticは、「人の扱いが上手い」や、「交渉上手」と言ったポジティブなニュアンスがあります。

Janus-faced/ジェイネスーフェイスドゥは、人を欺くといったネガティブなニュアンスがある面白い表現です。

Janus/ジェイネスとは古代ローマの神の一人で、門を守る戦争の神ヤヌスのことです。

前と後ろに顔がついていたといいます。聖闘士星矢にも出てきませんでしたか?Januaryはこの神に由来します。

ゲーム・オブ・スローンズでは、Janos Slynt(ジャノス・スリント)というシティーウォッチの隊長がネッド・スタークを裏切ります。

ネイミングも光るゲーム・オブ・スローンズです。

リトルフィンガーはdiplomaticであり、Janus-facedでもあるので興味深い存在です。

つまり、「諸刃の剣」両面が切れるので、敵を殺しやすい半面、自分を切ってしまう可能性が高い剣のことです。

英語では、duble-edged swordと言ったり、It cuts both ways.と言います。使える英会話表現ですのでぜひ調べてみてっ下さい。

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Lord Baelishの本名は、Petyr Baelish(ピーター・ベイリッシュ)です。

ハイジの友達やピーターパンが思い浮かぶ日本人にとっては

可愛い男の子の名前ですよね。

しかし、

彼のあだ名は、小さかったことと、

出身地がフィンガーズという場所だったので

「リトルフィンガー」と呼ばれるようになりますが、

ロード・ベイリッシュ(ベイリッシュ公)と呼ばれるに至ります。

彼の祖父は、ブラーヴォスから海を渡ってきた傭兵でした。

それもあり、多くの人に低く見られてきた経緯があります。

Valeのロイス家の家臣に、ライサを殺害したあと、そのことを指摘されていました。

ちなみに一番始めにホワイトウォーカーに殺される、

偉そうにしていたナイツウォッチの青年も、このロイス家の出身です。

Olenna:

And what did she want?

Littlefinger:

A piece of information she knew that I had.

Neither silence nor lies were an option.

But I have other information of which she is unaware.

And as you say, our interests are aligned.

I have a gift for you.

ゲーム・オブ・スローンズ5章7話参照

「サーセイは何を望んでたの?」

「とある情報です、彼女が私が持っていると知っていた情報を。

黙秘もウソも選択肢にはなかった(サーセイに脅されてたので)。

しかし、私は他の情報も持っているんです、サーセイが気づいていない情報を。

そしてあなたが言うように、我々の利害は一致しています。

私はギフトがあるんですよ、あなたに。」

その情報とはOlyvarというLord Baelishの管理する売春宿で働いていた美少年のこと。

Olenna:

What kind of gift?

Littlefinger:

The same kind I gave Cersei.

A handsome young man.

ゲーム・オブ・スローンズ5章7話参照

「どんな種類のギフトなの?」

「同じ類(たぐい)のギフトです、私がサーセイに送った。一人のハンサムな若い男です。」

そのギフトとは、Olyvar(オリバー)と同じ、若い男で、サーセイ・ラニスターのイトコであり、サーセイの近親相姦の相手であったランセル・ラニスターのことです。そのサーセイの秘密をリトルフィンガーは、つかんでいたのです。

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