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I made something for you.のほうが
日本人にとっては、言いやすい英会話表現です。
しかし、
I made you something.
のような言い方をすることも多いのです。
にもかかわらず、どちらかしか言えないのはまずいと思いませんか?
Make A Bの2パターンをモノにして、
Makeをバンバン使えるようになりましょう。
①「AにBをつくる」Make A B
Davos:
But the dragon saw a dumb man holding a mirrored shield.
「ですが、そのドラゴンは一人のアホな男が鏡になっている盾を抱えているのを見た。」
Shireen:
And burnt him to a crisp.
「そして彼は、パリパリになるまでドラゴンの炎で焼かれた。」
ゲーム・オブ・スローンズ5章9話より参照
これは、微笑ましい昔の物語をShireenとDavosが語り合うシーンです。しかしながら、シリーンの近い未来にピッタリと当てはまっていることに気づいた人もいるかも知れません。これは英国人のジョークみたいで、ちょっと言葉に詰まりす。Shireenという名前を聞く度にShriekという「金切り声をあげる」という英単語が頭に浮かぶようになります。
Davos to Shireen
I made you something, Princess.
「お姫様、私はあなたにちょっとした物を作りました。」
Shireen to Stannis
Will you make me a doe, too?
「メス鹿(=doe)も作ってくれる?
So that he can have company?
オスの鹿が仲間を持てるように。」
(省略)(プレゼントはStag=雄鹿の木彫人形だった。)
②「AをBにする」Make A B
Stannis to Tormond
I loved the man.
「俺は、あの男が好きだった。
He lifted me up and made me something.
彼は俺をひとカドの人間にしてくれた。
But he had demons in his skull whispering foul things.
だが、彼は頭蓋骨の中に悪魔が住んでいた、邪悪なことをささやく悪魔だ。」
ゲーム・オブ・スローンズ6章9話参照
こちらも、多くの人が使うのが苦手なmakeを使った言い回しです。
make you angryのように後ろが形容詞なら比較的楽に英文が作れる人が多いです。今回は王様という名詞を使っています。今回の王はタイトルなので冠詞がついていません。
A King’s guard
They were going to make that boy-fucker Renly king.
「奴らタイレルの連中は、あのホモのレンリーを王にするつもりだった。」
make/ that boy-fucker Renly/ kingという感じです。
形容詞のboy-fuckerがなければわかり易いはずです。