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ネイティブスピーカーの頭の中
実際の英会話ではどのようにfairが使われているのか?
ゲーム・オブ・スローンズの4章7話を参照してチェックしてみましょう。
地面に死にかけながら座り込んでいる男が、アーリアスタークとハウンドに最後に語っています。
A dying man
A fair exchange, that is.
「そりゃまさに公平な交換だな。
Always held to the notion of fair exchange in all my dealings.
俺はいつも公平な交換を心がけてきたんだ、全ての取引においてな。
You give me, I give you.
人が与え、俺が与える。
Fair.
公平だ。
A balance.
バランスが保たれてるだろ。
No balance anymore.
そのバランスは消えてしまったが。
(死にかけていて、お返しができない)」
ゲーム・オブ・スローンズの4章7話
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フェアかズルか?
Bronn
Why should I risk it ?
「なんで俺がそれに危険を犯すべきなんだ?」
Tyrion
Because you’re my friend.
「お前が俺の友達だからだ。」
Bronn
「そうだ、俺はお前の友達だ。それとともに聞くが、お前は俺のために命を賭けてくれたことがあったか?お前のことは好きだ、甘やかされたちっこいクソ野郎のお前をな。ただ俺は、自分のほうが好きなだけだ。」
Aye, I’m your friend.
And
when have you ever risked your life for me ?
I like you, pampered little shit that you are.
I just like myself more.
つまり、
ブロンはティリオンとの友情よりも公平性を理由に上げて、ティリオンの代わりに決闘裁判で巨大なマウンテンと戦うことを拒んだのです。
これを日本なら冷たいやつと捉える人が多い。しかし、英米では当たり前、つまりFair enoughと考える人が多いのです。もちろん比較するとですが。
まとめ
fair, balance, chance, choice, line, riskなど
全ての英会話のポイントはつながっています。それらが英会話の基礎である根っこの部分だからです。そこを処理しないと草むしりのように、すぐに忘れて覚え直す必要が出てきます。
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