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アメとムチは、
英語でcarrot and stickと言います。
馬に対して棒で叩くのをstickが表現し、
馬にとっては人参がご褒美なのでアメにあたります。
私もとあるアメリカ人の教授とその奥さんと会話した時に、
「素敵な旦那さんですね。」と持ち上げたさい、
その奥さんから「家でstickを持っているのは私よ。」
と冗談が返ってきました。
このcarrot and stickにあまりなじみがなかったために、
そのジョークを理解するのに時間がかかってしまったことを鮮明に覚えています。
やはり、イディオムは大切ですね。
イディオムとジョークは密接に関わっているので、英単語だけでなく、力を入れて覚えるべきです。ただし、とても量がありますし、英単語よりはるかに覚えづらいです。
しかし、似たようなパターンを見つけていけば
イディオムも楽しく覚えて使いこなせるようになります。
Make+O+Oの使い方
make O Cは、比較的使いこなせる人が多いですが、
このmake O Oを使いこなせる人はがくんと減ります。
やはりどこにでも助詞がくっついてくる日本語から距離感のある表現になればなるほど、
日本人にとって難しくなります。
オレナ・タイレル
What is it you want? Gold?
「何が欲しいの?お金?
I’ll make you the richest septon whoever lived.
私があなたを聖職者史上一番の金持ちにするわよ。」
ゲーム・オブ・スローンズ5章7話参照
septonは、この物語の造語で、聖職者のことを言います。
スペイン語を真似てる感じがします。
Make sure (that) S V
I’m sureは、比較的使う人が多いと思います。
そのついでにmake sureも使いこなせるようになっておくべきです。
「確かな状態にする」、「確実にする」といういみがありますが、
日本語となじまないため、なれるまで大変です。なれたらシンプルなものです。
オレナ・タイレル
If it’s equality you want, so be it.
もし、あなたの望むものが平等性だとしたら、そうしなさい。
When House Tyrell stops sending our crops to the capital,
タイレル家が作物を首都に送ることを止めた時、
everyone here will starve.
ここにいる皆は飢えるわよ。
And I’ll make sure the hungry know who’s to blame.
そして私が飢えた民に確実に知らしめるわよ、
誰がその責を負うべきかをね。
ゲーム・オブ・スローンズ
the+形容詞で「〜な人(々)」です。
the hungryで、飢えた人々
the poorや、the richは、よく使われて、貧乏人と金持ちを表現します。
poor peopleやrich peopleという手間が省けます。
the fewで、少数派
the manyで、多数派、マジョリティーです。
ハイスパロー
You are the few, we are the many.
あなたは少数派、我々は多数派。
And when the any stop fearing the few…
そしてマジョリティーが少数派を恐れなくなった時、、、
ゲーム・オブ・スローンズ
High Sparrowが、オレナ・タイレルに対して脅しを返しています。
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