ItとThatの用法

That節はスラッシュリーディングで読む!

That節のスラッシュリーディングの習得法

That 節は、簡単なようでいろいろバリエーションがあります。そしてそのバリエーションは、日本語の構造とは、長い文になるほどかけ離れていきます。よって、英会話のスピーキングにおいて使うのが苦手な方が多いと感じます。

しかしながら、スラッシュリーディングの練習にもってこいです。中学校で、think thatと教えている先生も多いですが、長い目で見ると、悪い癖がつくのでおすすめしません。

省略されていくthat節

1行目のthat節があります。しかし、スラッシュである/は2行目ではthat節が省略されていることを表しています。

Tyrion to Daenerys

How do we ensure that your vision endures?

After you break the wheel, how do we make sure/

it stays broken?

「どのように確実なものにすることができようか?あなたの描く未来がこの先も続いていくことを。」「あなたがその車輪(過去の暴力の連鎖)を壊したあとで、どのように我々は、その車輪を壊したままにして置くことができるのか?」

that⇒/へ、言うのが面倒な場合は、英会話においても、言語の経済性が働きます。

That節と間違いそうな関係代名詞のthat

受験生を苦しめる定番ではないでしょうか?

Jon Snow to Beric Dondarrion

I am the shield that guards the realms of men.

「我は盾である、人々の王国を守る盾で去る。」

That節と間違いそうな形容詞用法のthat

たまにある、theを強調したカタチである形容詞用法のthatを「that節だろうか?」と考えてしまうパターンです。

Jorah to Thoros

The ironborn thought/ you were some kind of god,

the way you were waving that flaming sword.

「黒がな諸島のヤツラは思っただろうよ、あんたが何らかの神の化身だってな、あの炎の剣のあんたの振るいようからな。」

Say+that節の習得

本に書いてある場合は、say+that節のカタチの英語になることが多いです。According to Aは堅いカタチの英会話表現です。

Gilly to Sam

Maynard says here

that he issued an annulment for a Prince “Ragger” and

remarried him to someone else at the same time in a secret ceremony in Dorne.

「メイナードは本のここの箇所でこう言ってるわ、彼は婚姻の無効をレイガー王子のために発行すると同時に、彼を他の誰かと密かにど~んで結婚させたと。」

Hope+that節の習得

まずはシンプルそうなhopeを使ったthat節からピックアップしてみます。

ゲーム・オブ・スローンズ7章6話参照

Daenerys to Jon :

I hope/ I deserve it.

Jon to Daenerys :

You do.

ディナーリス「私は望むわ、それ(女王の地位)に値することを」

ジョン「あなたは値するよ。」

Bend the kneeと何回言ったかわからないディナーリスがしおらしくなった珍しい場面です。

受け身+that節の習得

このパターンは、日本語には完全に馴染みません。よって、短くても難しい英文になるため、スピーキングだけでなく、リスニングにも注意が必要な英会話文です。

Arya to Sansa

You’re scared/ the Northern lords will read it.

「あなたは怖いのよね、北部の領主たちがそれを読むことを。」

Tell 人 that節の習得

これは、tell 人 to doとともに覚えさせられる構文ですよね。まずは基本に帰ります。

Tormond to Hound

They told me/ you were mean.

Were you born mean or you just hate wildlings?

「ヤツラは俺に言った、お前は意地の悪いやつだとな。生まれつき意地が悪いのか?それとも野人(俺を含め)嫌いなのか?」

I don’t think+that節の習得

これは、英会話のスピーキングにおいて、自分の意見が、否定の場合の要注意事項です。なぜならば、YesかNoかを始めにはっきりさせる癖が英米人にはあるからです。つまり、I think that SVなのか、I don’t think that SVなのか?早く知りたいのです。

しかし、普段私達がしゃべっている日本語では、肯定も、否定も関係なく、「俺思うんだけど、〜は違うと思う。」「私、〜は良くないと思う。」などというように、後ろで否定する癖があります。

よって、日本人の話す英語は、多くの場合I think that you don’t believe it.という英語になりがちです。間違いではありませんが、奥ゆかしい日本人は、はじめにNoときっぱり言うことに抵抗感が無意識にあるからです。

I don’t thinkと言うのをを単純に使い慣れていないという人もいるかもしれませんが、NothingやNobodyから始まる英文がリスニングで理解しづらい方も多いことからも、Noを先に使う練習が必要です。発想を英会話用に変えると、英会話習得への道がぐっと早まります。

Tormond to Hound

I don’t think/ you’re truly mean.

「俺は思わないよ、お前が本当に意地が悪いとはな。」

Beric Dondarrion to Jon Snow

I think about that all the time.

I don’t think/ it’s our purpose to understand.

「俺はそれ(生きる理由)に関していつも考えてる。」

「俺は思わないよ、それを理解することが我々の目的だとはな。」

生きる目的を理解するなんて、、、

ちょと難易度が上がりますよね。英語も話の内容も。

さらに「〜するのも無理もない」という英会話フレーズを紹介して、that節の難易度を上げます。

One could be forgiven for thinking+that節の習得

One could be forgiven for doing somethingは、

一度の過ちは「許される」、「認められる」、「しょうがない」、「無理もない」、「うなずける」という場合に使われる便利な英会話フレーズです。

Oxford Dictionary of English参照

one could (or may) be forgiven for doing something

it would be understandable if one mistakenly did a particular thing

ゲーム・オブ・スローンズ7章6話参照

Daenerys to Tyrion

One could be forgiven for thinking/

you’re taking your family’s side in this debate.

「この議論で、自分の家族の家族の肩を持つことを考えることは理解できるわ。(皮肉)」

ティリオンは、自分の家族を裏切り、一人家族の敵側のアドヴァイザーに就任してディナーリスに仕えています。よって、この英会話フレーズは、ティリオンに対するディナーリスの皮肉になります。

thinkingの後ろにthat節があります。これも非常に難しい英語の構造になっていますが、英会話なので一瞬で聞き取って、理解しなければいけません。

皮肉を英米人は、日本人と比較するとユーモアのつもりで頻繁に言います。よって、海外ドラマなどでも、「ここでそんなことを本気で言うのか?」という場面で、聞き取れても理解が遅れることが多くなるはずです。よって英米人の皮肉を言ったときは、ユーモア発言と同様、要注意です。

Suppose+that節の習得

thinkより確信度が下がるのがsupposeですが意味は同じです。「私は〜じゃないかな〜と思う」というニュアンスになります。この日本語の語順と英語の語順にはかなり隔たりがありますよね。

Beric Dondarrion to Jon Snow

I suppose/ you favor your mother.

「俺が思うに、あんたは母親に似てるんじゃないかな。」

favor(やや古い英語)似る, take after A, resemble Aが「Aに似る」という意味でよく使われる。

Trust+that節の習得

ゲーム・オブ・スローンズ7章6話参照

Sansa to Brienne

You trust/ he hasn’t been speaking them all behind your back?

「あんた田は信じているのですか?彼(ピーター・ベイリッシュ)が衛兵たちを影で買収しようとしていないと?」

まとめ

スラッシュリーディングとは、つまり前から書かれている順番で読むことです。効果は、理解するスピードがリーディングであろうと、リスニングであろうと処理スピードが格段に上がることです。そして、そうすることによって自然に英語の発想が身についてきます。

それが英語脳と言われるもので、別に小さい頃からネイティブと話さなければ身につかないなんてことは全くありません。

ただのセールストークですので早期英語教育は、時間やお金に余裕がある方以外はコスパが低いのでおすすめしていません。ポイントさえ知っていれば誰でも英語脳なんてなれるからです。そちらのほうが手っ取り早くて効率的です。

【関連記事】

>>That節とBecauseで英会話を上達させる

>>Unlessとas long asがゴチャ混ぜ?

hulu