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It counts=それは重要である
Countは、「数える」という意味ですよね?
しかし、Countの裏の意味は、「重要」という意味です。
この重要という意味のCountは、多くの人が苦手な自動詞です。
つまり、
「それは重要です。」と言いたい場合に
It is importantの代わりに
It countsと言うことができるのです。
重要なものは数える!
それでは、「なぜCountが重要という意味になるのか?」
上記の写真を見ればわかると思います。人は重要なものは数えるからです。
以下の例文であなたの頭を英語の考え方へならしていきましょう。
- They don’t count.(=彼らは含めない)
- That book counts as a masterpiece.(=あの本は傑作に数えられる)
- Every vote counts.(=一票が重要である)
- Every customer counts.(=一人ひとりのお客様が大切です)
- Every second counts.(=一秒がものをいうんだ)
- She really counts with me.(=彼女はとても私にとって大切な存在なんだ)
- What counts is your savings.(=重要なのは、貯金だ)
- It’s the time that counts.(=大切なのものは、時間だ)
- The first one didn’t count.(一回目は、カウントされてないよ)
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前置詞+自動詞Count
- Our savings count up to $40,000.(=私達の貯金は計40,000ドルある)
- Our staff counts 15.(to 15の省略バージョン)(=我々のスタッフは15人いる)
- The books count five.(=その本は5冊ある)
- This sword counts for a lot.(=この剣は相当価値がある)
- This sword counts for nothing.(この剣は全く価値がない)
countの使い方
日本語で、「数えられる」といいたい時に、英語では受け身では、自動詞のcountが使われています。
受け身がよく使われる日本語と、自動詞が頻繁に使われる英語との違いに気づくと、あなたの英会話は上達します。
「受け身の日本人と、自ら動く英米人」とよく言われるように、言葉と民族とは「鶏が先か卵が先か」という感じで相互に影響しあい関連しています。
独立志向の強いスペインのバスク地方では「言葉は民族」と言われているそうです。
ナイツウォッチのメイスター・エイモンが、ナイツウォッチの総裁を決める選挙のルールを説明しています。
具体的には、多数決の方法の説明です。
Maester Aemon
The triangular tokens count for Ser Alliser Thorne.
「その三角の印は、サー・アリザー・ソーンにカウントされる。
The square tokens for Ser Deny Mallister.
その四角い印はサー・デニー・マリスターにカウントされる。」
ゲーム・オブ・スローンズの5章2話「白と黒の館」
ここでも、日本語では受け身で「カウントされる、数えられる」ですが、英語では自動詞のcountが使われています。なにがなんでも受け身はよくないと言うつもりはありません。
しかし、郷に入れば郷に従えというように、頑固にならずに、相手の発想に合わせることで、頭に相手の英語がすっと自然に入ってくるようになるので、リスニングがぐっと楽になります。
その結果、
リーディングのスピードも連動して上がります。
TOEICや英検などの資格試験もセンター試験などの受験勉強も、
英語の発想を身につけることで、上達が加速していきます。
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