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YesとNoで迷ったら
一番日本人にとってハードルが高い英会話の一つといっていいのが、Yesで相手を否定するパターンではないでしょうか?
もしあなたが難しいと感じていたり、苦手意識を持っているとしたら、出てくる度に一個一個確認せずに、一気に色んなパターンを勉強してモノにしてみて下さい。
すると、あなたの脳にも英語の発想で考えるパートができてきます。いい機会なので、ココで一気にモノにしてしまいましょう。英会話でライバルから頭一つ抜け出せます。
実際の英会話でYesで相手を否定する例
ゲーム・オブ・スローンズの4章10話「世継ぎたち」で、けっこうYesで相手を否定するパターンが出てきます。とくにサーセイ・ラニスターの英語は強烈です。自分に自信があるので、相手の意見に対して同調することがあまりありません。苦手意識を持っていた父親に対してもここではYesで否定し、ねじ伏せています。
Cersei vs Tywin
父親に対してだけは、いつも従順だったサーセイですが、ついに父親に対して毅然と反抗します。長男ジョフリーが死に、長女のミセラはドーンへ人質に送られ、最後の次男トメンまで引き離されようとする中で、彼女は自分の欲しいものを手に入れる決意をします。
そのためにリスクを取って戦う事が必要ですが、彼女はその選択をします。自分の父親にジェイミーとの近親相姦をバラすと言い出します。
Tywin
No, no, no, no. I don’t believe you.
「ないないないない。私は信じないぞ、お前の言ってることなどな。」
Cersei
Yes, you do.
「(いいえ)あなたは信じてるでしょ。」
やはり、日本人からすると、このYesで相手を否定する言い方は、しっくりこないかもしれません。しかし、これが言えるようになると、かなり自分の英会話力が上がったという自信を感じると思います。もしも、相手が否定的なことを言ってきた場合には、Yesを使って相手を否定してやりましょう。慣れると、かなり気持ちがいいでよ。
Cersei vs Jaime
嫌いな弟ティリオンを裁判でおとしいれ、国で一番の権力者の父親も上記で脅して屈服させたサーセイは、「家族は選べない。」というジャイミーに対して、「私は選ぶ。」とジェイミーに告げます。
Jaime
You don’t get to choose.
「家族は選べない。」
Cersei
I do. So do you.
「(いいえ)私は選ぶは。(そのように)あなたも選ぶのよ。」
Qyburn vs Pycell
どういうわけかサーセイに気に入られる、好奇心旺盛な奇才カイバーンも、サーセイと同じような思考パターンを持っているようです。常識にとらわれず、不利な状況もひっくり返すところが共通点ではないでしょうか?
Pycell
There’s nothing to be done.
「もうやれることは残ってない。」
Qyburn
Yes, there is.
「(いやいや)まだまありますよ。」
この二人のライバル関係?一方的なパイセルの嫉妬が面白いです。そして6章10話での決着は、鳥肌モノです。
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