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leaveとliveの英会話における共通イメージ
leaveの意味は、
去る、放っておく、置いていく、任せる、ゆだねる
liveは単に生きるや暮らす、住む
時間的には今というポイントを置き捨てて、立ち去っていくイメージ
葉っぱの複数形もleaves。
枝から落ちて消えていきますよね?
だからleaveとliveは似ているんだと思います。
leave – left – left
日本語においても、「行く」と「生きる」って似てますね。
Live and let live
「互いに干渉するな、他人の考えや欠点に寛容になれ」
Live and let others liveとも言います。
「あなたはあなたで生きればいいし、人は人で放っておいてやれ。」
ゲーム・オブ・スローンズを見ていると、
英会話における言葉のニュアンスや感覚が自然につながってきます。
作者のジョージRRマーティンが意図的に韻を踏んでいるからで、
美しい英語のリズムができあがるからです。
Jaime to Tywin :
I’ll leave the Kingsguard.
「俺は王の守備隊を辞めて去るよ。
I’ll take my place as your son and heir
俺はあなたの跡継ぎ息子として役割を選ぶ、
if you let Tyrion live.
もしティリオンを生かしておいてくれるなら。」
ゲーム・オブ・スローンズ
Tywin to Jaime :
Done. ——
「話は終わりだ、取引成立だ。
( omission )
(省略)
You’ll remove your white cloak immediately.
お前は即刻、王の守備隊の白マントを取り去って辞めてこい。」
ゲーム・オブ・スローンズ
成立した取引はDone dealと言ったりします。
既成事実という意味でもこのDone dealは使われます。
また何かの取引では
以下のような短い会話のやり取りが交わされたりします。
↓
A : ” Deal ? “
「取引成立?」
B : ” Deal! “
「成立だ!」
ティリオンを助けたい優しい兄ジェイミーは、
ただの無鉄砲な男
The guy who shoots from the hip
ではありませんでした。
彼は、サーセイが裏で裁判を操ろうとしていることも、
父親の望み(ティリオンの死)もお見通しでした。
何よりもラニスター家の嫌われ者である弟ティリオンのために、
ネッド・スタークを襲ったり、
自分が犠牲になっても構わないという彼の意外な一面に
心を打たれるファンも多いのではないでしょうか。
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