仮定法(Subjunctive mood)

if it were not for A+if it had not been for A

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「翼がなければ」はwithout wingsですよね。

しかし、

小説など文語的な表現や、受験などのリーディングで

以外によく見かけるのが、

if it were not for A

「Aが仮になければ」と

if it had not been for A

「Aが(過去において)なかったとしたら」です。

Aがなかったら

そしてさらに、

倒置といって順番がひっくり返るパターンもあるので厄介きわまりないのです。

If it were not for A

If it were not for Aは、

「Aが仮になければ」という意味になります。

Were it not for A

Were it not for Aというように

ifを抜いて、it wereをひっくり返すことも結構あり面倒です。

なぜit wasでなくit were?

If I were you,

If I was youでも現在はOKですが、

正式には仮定法ですよということをはっきり示すために

wasではなく

wereを使う方がきちんとしてると言った感じです。

If it were my choice,をひっくり返しているのがこちら。

Were it my choice,

「仮に俺の選択なら、

I would burn you with my brother Alester, ”

お前も兄のAlesterとともに火炙りにするだろうな。」

he told Davos.

と彼はダヴォスに話した。

A song of ice and fire

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助動詞の定番

If it had not been for A

If it had not been for Aは

「Aが仮になかったとしたら(過去において)」という意味になります。

Had it not been for A

Had it not been for Aと言い換えることもできます。

日本人にとっては、さらにややこしく感じますが、

ネイティブにとっては長いので

Ifだけでも短くしてしまいたいのでしょう。

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