ItとThatの用法

WishとHope, SuspectとDoubtの違いと使い分け

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I wish I could !

は、

日本語でいうと、「できたらな〜」(無理っぽいけど)です。

Wish I could !

のように

Iを省略した形でもよく使われる英会話の必須表現です。

WishとHopeの使い分け

I wish I could but I can’t.

「できたらいいけど、できないんだよな。」

(後ろにcanの過去形であるcouldを使っている

低い確率や事実と違う事柄を表現する仮定法

I wish I knew the answer.

「その答え知ってればな〜。(知らないけど)」

I hope I’ll go there.の場合は

可能性は仮定法を使っていないので、wishよりも高い。

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SuspectとDoubtの使い分け

後ろの内容に肯定的/Yesなのがsuspect

後ろの内容に否定的/Noなのがdoubtです。

I suspect (that) she is lying.

「彼女が嘘をついている」疑っている。

I suspect (that) she were there.

彼女がそこにいた」疑っている。

I doubt (that) she were there.

「彼女がそこにいた」というのは疑わしい。

ランセル・ラニスター

I led you into the darkness.

私はあなたを暗闇に導いてしまった。

「Game of Thrones Season 5 Episode 1参照」

サーセイ・ラニスター

I doubt you’ve ever led anyone anywhere.

「あなたが誰かをどこかへ導けるなんて疑わしいわ。」

「Game of Thrones Season 5 Episode 1参照」

ランセル・ラニスター

I tempted you into our…

unnatural relations.

And, of course,

there was the king…

his boar hunt.

His wine.

「Game of Thrones Season 5 Episode 1参照」

サーセイ・ラニスターのdoubtの使い方は鋭すぎます。

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Not that I know of

「それに関しては知りません。」

と言いたい場合の

便利表現です。

はじめにNo

(that) I know of

「知っていることに関しては」

Noです。

それに関して知っていることについては。

みたいなイメージがつかめればOKです。

It’s not that I know of.の省略と考えると

頭に入りやすくなります。

Not that I heard of.などの似た表現も

リスニングで頭に入ってくるようになります。

彼女が怪しいと言いたい場合の2パターン

I suspect her.でもI doubt her.でも似ているので厄介です。

(彼女が犯人と考えるYesのイメージ)

例)

I suspect her.

「彼女は怪しいと思う。」

I am suspecting herとは言わない。

(彼女が嘘をついているNoのイメージ)

例)

I doubt her.

「彼女を疑ってる。」

英語は、YesかNoで考えるとわかりやすくなります。

そして、

相手もあなたの英語がわかりやすいと思います。

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