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前置詞+Handで変化する意味
Handは、手という意味ですが、そこから色々な意味が発生します。
今回はそのhandにatやin, onといった前置詞をつけると
どのようにニュアンスが変わるのかをピックアップします。
Handの英会話での使い方
ちょと向こう側へ行ってしまったやばい感じのランセル・ラニスターが、
サーセイ・ラニスターに洗脳された目で、厄介なことを言い始めます。
Lancel to Cersei
They watch over all of us,
「彼らは私達全てを見守っていて、慈悲を施してくれるんです、
ready to dole out mercy or justice.
時には厳しい正義の裁きもですが。
Their world is at hand.
彼らの世界は、すぐ手の届くところにあるのです。」
ゲーム・オブ・スローンズ
at hand
「すぐ手の届くところに、近い将来」
atは場所であるポイントを表す前置詞です。
よって場所的に「手のところにある」というイメージが「すぐ手に届くところに」
または時間的に「近い将来に」という意味につながるのだと思います。
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in hand
「支配して、手持ちの、手の中にある、進行して」
inは文字通り、何かの中にあるイメージなので、
それが「支配している」という意味となります。
進行しては、手の中で進行している、思い通りになっている感じをイメージすればOKです。
cash in handは「手持ちの現金」です。
on hand
「手持ちの、間近に、近くに居合わせて」
これも文字通り手に何かがノッている情景をイメージして下さい。
at handよりもさらに近い感じで、手のひらの上にのっている感じです。
すると「手持ちの」という意味が覚えやすいはずです。
しかし、
On handの「間近に、近くに居合わせて」は少し難しいので例文で覚えて下さい。onが〜の上に乗っているとイメージするとわからなくなりますので、ベタッと近くにいる状況をイメージして下さい。
- If you want to try it on, I’ll be on hand.
「もし試着したかったら、間近にいますので。」 - My coach was on hand to give advice there.
「私のコーチはアドヴァイスをくれるためにそばに居てくれた。」
まとめ
大体似ているようで、微妙に違うhandと前置詞を合わせた表現です。Onは、ベタっとくっついている感じがしませんか?密着して離れない感じをイメージしてもらえれば間違いません。
OnとAtは、意味も使い方もかぶる場合が多いので迷うこともありますが、
Onはベタッとしているのをイメージしてもらい、
Atはドライに場所というかポイントを示していると捉えて下さい。
In handだけ、やや異色の意味がありますが、これは日本語の意味に近いこともあり覚えやすいと思います。
Don’t die on me.は「私を残して死なないで」という意味なります。
ベッタっとしている状況をイメージ
または人にダメージを与えるイメージをして下さい。
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