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「虻蜂取らずになる」「二頭を負うものは一頭を得ず」は英語で?
Tellは基本、
心理的に重たいものや長い説明と相性のいい動詞です。
- tell a taleは、「話を語る、意味深い」
- tailは「シッポ」
- trailは「通った跡、引きずった跡、足跡、痕跡」
- toilは、「骨折り仕事」
(嫌な時間は長く感じますよね。ちなみに、あくせく働くはtoil and moil)
That節と一緒に使われることが多いのもそのためです。
Story tellerとは言っても
Story sayerと言いませんよね。
I say + that S,VもOKですが、
sayはtellと比較すると
スパッと短い内容と相性がいいのです。
重い内容とTellの相性
Say your nameのような言い方もしますが、
tellにすると正体に秘密感がアップします。
She was so angry
彼女は相当怒ってしまい、
that she might have told them
who she really was,
自分の本性を言いかねなかった。
Chapter 47 A storm of swords
She had a fever too,
彼女は熱もあり、
and
sometimes shivered uncontrollably,
ときどき意図せず震えた、
but
しかし、
when she’d told the Hound that she was sick
彼女がハウンドに病気だと言っても、
he’d only snarled at her.
彼(ハウンド)は彼女に怒鳴りつけるだけだった。
Chapter 47 A storm of swords
「わかる、見分ける」のTell
tellは語るだけでなく「わかる」という意味もあるので要注意です。
Arya could tell
アーリヤはわかった、
that he didn’t like what he saw there,
彼がそこで見たものを気に入っていないことを。
Chapter 47 A storm of swords
例)
I can tell the difference between Japanese and Korean.
私は日本人と韓国人の見分けがつく。
tell men apart from boys
- 勇気のあるものや力のあるものと、そうでないものを見分ける。
- 有能な男とそうでないやつとを見分けることができる。
これは能力のある人や使える人材を見分ける際に
よく使われる表現です。
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