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Homeは名詞だけではありません。
けっこう副詞にもなります。
Go home「帰れ」や
I’m home「ただいま」のことです。
このhomeが、実は副詞なのです。
日本語にすれば、「家に」という副詞です。
to homeを、一言で、homeと表しているのです。
I’m on my way home.は「帰宅途中です」という意味。
see a person homeは、「人を家へ送り届ける」
make it homeは、「家に無事にたどり着く」
目次
心の深いところにあるHome
副詞のhomeには、
- 「ぐさりと」
- 「深く」
- 「徹底的に」
という意味でも使えるのをご存知でしょうか?
deep, deeplyだけしか使っていないのでしたら、
副詞のhomeを使って、
相手の心に刺さる英語を話してましょう。
「釘を深く打ち込む」と言いたい場合は、
drive a nail home
「ナイフをぐさりと刺す」なら
thrust a knife home
爆弾が命中する場合も、homeを使えます。
例)
The bomb hit home.
「爆弾が直撃した。」
例)
The bullet struck home.
「その弾丸が命中した。」
「徹底的に」というニュアンスも出せます。
例)
I pushed an attack home.
「私は徹底的に攻撃した。」
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strike home
strike homeは、
「言葉などが的を得る、感銘を与える、急所を突く」
proverb/プらヴァーブ
「ことわざ」
例)
The proverb strikes home.
「そのコトワザは(心に)感銘を与える。」
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go for the jugular/ジャギュラー
go for the jugularは、
jugularが喉の部分に当たるので
「口論などで急所を突く」という意味になります。
例)
He goes for the jugular.
「彼は痛いところをつく。」
get home to
get homeだけだと、「帰宅する」ですが、
get home toになると「〜の注意を引く」という意味になります。
例)
Her charm got home to everyone there.
「彼女の魅力は、そこに行った全員の注意を引いた。」
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close to home
close to homeは、
hitやstrikeをともなって
「言葉などが痛いところをつく」という意味ですが、
文字通りなら「身近で」という意味でも使えます。
例)
Your point hit close to home.
「あなたの主張は痛い所をついた。」
(hit-hit-hit)
drive A home
drive A homeは、
drive a nail homeと同じように、
「Aをはっきり悟らせる、Aを痛切に感じさせる」という意味になります。
例)
Her death drives me home when I’m alone.
「彼女の死を痛切に感じるだ、一人になると。」
hit home
日本人の苦手な自動詞です。(自ら動くのが苦手?)
例)
Your word hit home.
「ぐさりときたよ。」
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it hurts
これも必須ですが、使えない人が多いのではないでしょうか?
「心が痛む、体が痛む」という意味なので、
知らない方は、
「つらい」と言いたい時に、すっと出てくるようにして下さい。
coast home
(俗)楽勝する、楽に達成する
例)
They’ll coast home to victory.
「彼らは楽勝だろうね。」
A bring home
Aにとくと思い知らされる
例)
it brought home how hard it was to fight your way up a spiral stair against determined opposition.
とくと思い知らされた。腹をくくった敵が上にいるとき、螺旋階段(らせんかいだん)を攻め上っていくのがどんなに大変なことかをな。
Chapter 51 the Dance with Dragons
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