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SkullとSkeletonの違いは?
似て非なるモノですが違いがわかるでしょうか?
- Skull/スカルは、頭の骨で頭蓋や頭骨などと呼ばれます。
つまりドクロ。 - Skeleton/スケルトンは、Skull/スカルと音の響きは似ていますが、スペルが覚えにくく間違えやすいため要注意です。
意味は、骸骨という意味でドクロを含んだ骨全体です。
そして、今日のイディオムですが、ビッグバン★セオリーのSeason 8 Episode17の「火星移住の法則」は、”ラージの恋人であるエミリーの家のclosetに何があるのか?”という場面で終わりますが、それを見ていて思い浮かんだイディオムです。
A skeleton in the closetの意味
a skeleton in the closetの意味は、「隠しておきたモノ」です。
ショッキングであったり恥ずかしい、隠しておきたい、“秘密” でもあります。
このビッグバン★セオリーの素晴らしさの一つは、イディオムがvivid=鮮明でイキイキしているので、覚えやすいところにあります。
” Hair shirt “というイディオム
シェルドンにちょっとしたウソをついたがために、罰として、レナードが赤いセーターを身体に直に着るハメになるのですが、まさに自分のついたウソに対する罰 = Hair shirtでした。レナードの身体は、そのセーターの色に負けず劣らず真っ赤でした。
オックスフォードの英英辞書の説明はさすがです。
hair shirt : [ 横糸を馬・ラクダの毛で織ったきめの荒い布 ]
a shirt of haircloth,
formerly worn
by penitents and ascetics.
ODE
直訳的に訳します。⬇
以前に(= formerly)
着られていた( wear – wore – worn )
penitent/ペニテント(罪を悔いて後悔している人)と
ascetic/アセティク(苦行者、禁欲主義者または、禁欲主義の、苦行の)によって
⬇
penitent/ペニタントは
罰であるペナルティー(= penalty)を受ける人。
ascetic(禁欲主義の、苦行者)は、
aesthetic(=美的)なaesthetician(=エスせティシャン) と似ているように「美しくあることと禁欲的であることは」何か関係があるようですね。
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日本人が苦手とする英語表現
①A have something to do with B
=「AとBは何らかの関係がある」
「エスセティックとアセティックは何か関係がある」
Aesthetic has something to do with ascetic.
または、
② 主語+have something in common = 共通点がる
They have something in common.「その両者は何か共通点がある。」
Hair shirtは、宗教色の強いイディオムですが、英語のイディオムにはキリスト教の聖書を知らないと、全く頭に入ってこない英語表現が山ほどあり、多くの人を苦しめます。まさに、楽して英語をマスターしようとする人たちに対する” Hair shirt “です。
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