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「曲がりなりにも」は英語でどう表現するのか?
今回は、
「曲がりなりにも、いくらその気でも、どう見ても、いかなる時も、状況が許せば」
といった英会話において、知らないと言えそうで言えない表現をピックアップしました。
目次
after all
曲がりなりにも
例)
He is after all a lawyer.
彼は曲がりなりにも弁護士だ。
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after a fashion/ after some fashion
after a fashionには、
「曲がりなりにも、一応は」という意味になります。
「どうにかこうにかで」といったほうが、
after a fashionの意味がわかりやすくなると思います。
「〜した後で」という感じですよね。
fashionには、
wayと同じで「仕方、流儀」といった意味があります。
otherwiseのwiseも
wayと同じで「やり方」なので
other way=otherwiseです。
meansも
方法という意味があります。
by all meansが「ぜひとも」という意味になるのも、見えてきます。
medium/ミーディアムにも
「手段や方法」(スタート地点から目的地までの間)という意味があります。
manner/マナーにも
「やり方」という意味があります。
in an easy manner「優しいやり方で」
measure/メジャー
にも「やり方、方法」という意味があります。
modus operandi/モーダスオペランディ
やり方、手口
略してMO
an expedient/イクスピーディエントゥ
急場しのぎの方法
一時的な方便
in the same vein(静脈・やり方・調子・気分)
同じようなやり方で
同じような調子で
例)
speak in the same vein
同じ調子で話す
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after a fashion
to a certain extent but not perfectly
ある程度までだが、完璧ではないこと。
ex)
he could read after a fashion.
彼はなんとか読むことができた。
ODE
in a fashion/ in some fashion
曲がりなりにも
一応は
after a fashionと同じ!!
In English, pleaseやIn Japanese, pleaseが、
「英語でお願い、日本語でお願いします」という意味になりますよね。
Inは、中という意味ですが、それから応用されて、
「英語を間に入れて」
⇒「英語で」になると思いませんか?
In a wayが、
「ある意味」という意味になるのと同じニュアンスです。
しかし
この2つは意味が「人気がある」に変わる
no matter what
誰がなんと言おうと
→曲がりなりにも
例)
He is a lawyer, no matter what.
彼は弁護士だ、曲がりなりにもな。
barely manage to do
なんとかギリギリ〜できる
→曲がりなりにも
例)
She barely managed to graduate from the school.
彼女は曲がりなりにもその学校を卒業している。
with the best will in the world
いくらその気でも
心がけがどれほど良くても
例)
With the best will in the world, it’s hard to accomplish.
どれほど心がけが良くても、それを成し遂げるのは難しい。
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any way you slice it
「どう見ても」「どう考えても」
「どのように切っても」というのが直訳で、
日本語でも
「その切り口では、、、」などと言いますよね。
if anything
「どちらかと言えば」
例)
If anything, I don’t like coffee.
どちらかと言えば、コーヒーは苦手です。
If any
もしあるとしても
If anythingは、「もしあるとすれば」の、
if anyの意味でも使われることもあります。
例)
I have little to do, if any(thing).
「やることはほとんどないんだよ、なんかあるとしてもね。」
as the case may be
場合によっては
例)
As the case may be, you can win.
場合によってはお前は勝てるかもしれないぞ。
as the case may beは、
「場合によっては」という意味になります。
maybeは、日本語で言うと「たぶん」ですが、
英語でのニュアンスは、80%のprobablyと比較して
可能性がかなり低い40%くらいの表現になります。
the traffic will bear
状況が許す限りは
as much as the traffic will bear
「状況が許す限りは」という形でよく使われます。
trafficは、「交通量、乗客たち」、
bearは、「我慢する」という意味があります。
つまり、「乗客たちが乗れる限りは」というイメージから来ています。
アメリカの鉄道会社の人たちが使っていたのが起源とされています。
The ice will bearで、「氷は乗っても割れずにいるだろう。」
と同じイメージで覚えて下さい。
例)
I’d like to sell more products as much as the traffic will bear.
状況が許せばもっと製品を売りたい。
例)
They charge more than the traffic will bear.
奴らは状況が許す上限以上の料金を請求する。
in all weather
「いかなる時も」
「晴れる日も雨の日も」というニュアンスです。
rain or shine
どんな時も
日本語の「雨が降ろうとも風がふこうとも」が
「雨だろうが晴れだろうが」と英語では少し、
変わるわけですね。
come hell or high waterという表現もあります。
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