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gild the lily
余計な手を加える
Gild the lilyというシェイクスピアの作品からのイディオムで、
ネガティブな響きを持ちます。
Gild とは薄く金で覆うこと
つまり、金箔で飾るという意味があるのですが、
すでに素晴らしいもの、美しいものに対して余計な手を加える、
誤った努力をするという意味でも使えます。
オクスフォード英英辞典を見てみると
misquotation, from
To gild refined gold, to paint the lily ;
to throw perfume on the violet, …is wasteful,
and ridiculous excess (Shakespeare’s King John vi ii. 11. )
Oxford Dictionary of English
「少し余計な手を加えて誤った引用(=misquotation)、シェイクスピアの一説からの。」
To gild refined gold, to paint the lilyというフレーズが、本物と書いてあります。
以下は、香水をすみれにかけるなんて、、、無駄なこと、そして馬鹿げた過剰行為だ。
gild the lilyというフレーズではなかったのですから、
シェイクスピアのフレーズ自体に、余計な手を加えてしまったのですね。
英語もRedundantにならずにsimpleに話せるほうが
伝わりやすいので相手に余計な負担をかけません。
Redundancy < Simplicity
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