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後ろにくっつく形容詞?
I like it hot.が
「ホットコーヒで」という意味になります。
it = hotです。
それをホットでといった感じです。
日本酒ならば「あつかんで」と言いたい時に使える表現です。
名詞の前につくはずの形容詞が、
代名詞itの後ろについていますよね。
わたしたちが話す日本語では、
名詞や代名詞の前に形容詞がきます。
しかしながら、
英語では形容詞はbetter presentというように前に形容詞がつくのと同じように、
I like it better.と後ろに(比較)形容詞がつくのです。
このような後位修飾語は文法用語で限定詞とも呼ばれ、
英語でqualifier/クウォリファイアーと言います。
しかし、前にくっつく形容詞は前位修飾語と呼ばれますが、
別の言い方をすると、修飾語でmodifier/モディファイアーと言います。
qualifierと対比するカタチでペアで使われます。
qualifier/クウォリファイアーは、英会話では有資格者や予選通過者、
もしくは予選という意味で頻繁に使われるので、頑張って覚えることをおすすめします。
「同じのもう一つお願い」は、
Make it two.
アップルコンピューターの標語は、
Make it differentです。
「今までにない全く新しいものを作り出せ」というニュアンスです。
make it differentlyだと
「今までの延長線上でアップグレードする」
というニュアンスに聞こえます。
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後ろで形容する英会話
ユーロン・グレイジョイtoジェイミー・ラニスター
Does she like it gentle or rough?
「彼女(サーセイ)は優しいのが好きか、荒々しいのが好きか?」
ゲーム・オブ・スローンズ7章3話参照
サーセイtoエラリア・サンド
I’m sorry, I can’t understand you.
「ごめんなさい、あなたが何をいいたいか理解できないわ。
That gag makes it impossible
to understand what you’re saying.
その猿ぐつ(=gag)わが、あなたが言ってることを理解しづらくするの。
It must be frustrating.
さぞフラストレーションがたまるにちがいないわね。」
ゲーム・オブ・スローンズ
ティリオンtoジョン・スノウ
I came down here
to brood over my failure
to predict the Greyjoy attack.
自分の失敗をクヨクヨと考えよう(=brood over my failure)とココにやってきたってのに、、
グレイジョイの攻撃を予想するのに失敗したことをな。
You’re making it difficult.
お前はそれさせを難しくさせるよ。(お前のほうがこの断崖絶壁を前にしてくよくよしてるから。)
You look a lot better brooding than I do.
お前(ジョン・スノウ)は、俺がくよくよする以上にクヨクヨして見えるからな。
You make me feel like I’m failing at brooding over failing.
その姿を見ると、失敗をクヨクヨする(=brood)のにも失敗したように思えてくる。
ゲーム・オブ・スローンズ
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後ろにくっつくingを使った形容詞
後ろにくっついているingを使った形容詞は、時に分詞構文と紛らわしいですが、
それは解釈次第です。
問題は、形容詞はあくまでメインの英文を形容(説明)しているのであってメインではないことです。
ジョン・スノウ
Because right now,
「なぜなら今現在、
you and I and Cersei and everyone else,
あなたと私、そしてサーセイと他のみんな、
we’re children playing at a game,
つまり私達全ては子どもたちだからだ、
screaming that the rules aren’t fair.
ゲームをしている子どもたちだ、叫んでいる子どもたちだ、そのルールはフェアじゃないっていいながら。」
ゲーム・オブ・スローンズ7章
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