形容詞(Adjective)

後ろにくっつく形容詞の扱い方

後ろにくっつく形容詞

I like it hot.

「ホットコーヒで」という意味になります。

日本酒ならば「あつかんで」と言いたい時に使える表現です。

短くシンプルな英会話ですが、けっこう初めて聞く方が多いのではないでしょうか?

その理由は、名詞の前につくはずの形容詞が、代名詞itの後ろについているからです。

わたしたちが話す日本語では、名詞や代名詞の前に形容詞がくるのが当たり前なので考えたこともないかもしれません。

しかし、英語では形容詞はbetter presentというように前に形容詞がつくのと同じように、

I like it better.と後ろに(比較)形容詞がつくのです。

このような後位修飾語は文法用語で限定詞とも呼ばれ、英語でqualifier/クオリファイアーと言います。

しかし、前にくっつく形容詞は前位修飾語と呼ばれますが、別の言い方をすると、修飾語modifier/モディファイアーと言います。

qualifierと対比するカタチでペアで使われます。

qualifie/クオリファイアーは、英会話では有資格者や予選通過者、

もしくは予選という意味で頻繁に使われるので、頑張って覚えることをおすすめします。

日本人の英会話は、日本語の影響で名詞と形容詞の使い方が非常に苦手です。

だから失敗しないように、あまり使いません。

英会話上級者になるにしたがって、気づいた人は、この傾向は改善していきますが、ボキャブラリーが多くても、英米の幼稚園児が使いこなすような英会話が使えないばかりか、理解できない人もたくさんいます。

英単語力に頼る人のデメリットとしては、忘れてしまえば元の木阿弥で、覚え直さなければいけないところです。

英会話の大事なポイントをしっかり理解している人は、難しい英単語を使わなくても、自然な英会話をスムースにペラペラ話すことができたりします。

両方大事なのでバランスの良い考え方をするのが英会話上達を早めるのにはベストです。

一方で、動詞+副詞の文章を英会話初心者は使おうとします。動詞+副詞のほうが日本語に近いので、慣性の法則が働くように、このカタチを使って言いたいことを言おうとします。

しかし、動詞と副詞に頼ると覚えなければいけない英単語の数が跳ね上がります。

これが英会話ビギナーが挫折してしまう大きな要因の1つです。

「同じのもう一つお願い」は、

Make it two.

アップルコンピューターの標語は、

Make it differentです。

make it differentlyでもいいですが、

英会話上級者を目指すなら

make it different

を使うのがおすすめです。

後ろで形容する英会話

ユーロン・グレイジョイtoジェイミー・ラニスター

Does she like it gentle or rough?

ゲーム・オブ・スローンズ7章3話参照

「彼女(サーセイ)は優しいのが好きか、荒々しいのが好きか?」

サーセイtoエラリア・サンド

I’m sorry, I can’t understand you.

That gag makes it impossible

to understand what you’re saying.

It must be frustrating.

ゲーム・オブ・スローンズ

「ごめんなさい、あなたが何をいいたいか理解できないわ。その猿ぐつ(=gag)わが、あなたが言ってることを理解しづらくするの。さぞフラストレーションがたまるにちがいないわね。」

ティリオンtoジョン・スノウ

I came down here

to brood over my failure to predict the Greyjoy attack.

You’re making it difficult.

You look a lot better brooding than I do.

You make me feel like I’m failing at brooding over failing.

ゲーム・オブ・スローンズ

「自分の失敗をクヨクヨと考えよう(=brood over my failure)とココにやってきた、

グレイジョイの攻撃を予想するのに失敗したことをな。

お前はそれを難しくさせるよ。(お前のほうがくよくよしてるから。)

お前は俺がくよくよするよりももっとクヨクヨして見えるからな。

その姿を見ると、失敗を嘆くのに失敗したように思えてくる。」

後ろにくっつくingを使った形容詞

後ろにくっついているingを使った形容詞は、時に分詞構文と紛らわしいですが、

それは解釈次第です。

問題は、形容詞はあくまでメインの英文を形容(説明)しているのであってメインではないことです。

ジョン・スノウ

Because right now,

you and I and Cersei and everyone else,

we’re children playing at a game,

screaming that the rules aren’t fair.

ゲーム・オブ・スローンズ7章

「なぜなら今現在、あなたと私、そしてサーセイと他のみんな、つまり私達全ては子どもたちだからだ、ゲームをしている子どもたちだ、叫んでいる子どもたちだ、そのルールはフェアじゃないっていいながら。」

hulu